福祉の仕事ナビ

福祉になくてはならない社会保障制度

福祉の仕事の役割は人を幸福にすることです。

 

そして福祉の仕事は非常にやりがいや意義のある大切な仕事です。

 

生活に困っている人に手を差し伸べて、その人たちが幸せに生活できるお手伝いができるわけですから、やりがいは十分にあるでしょう。

 

しかし、そんな人を幸せにする福祉でも仕事なので、他の業界で働くのと同じように報酬はきちんと貰わなくてはなりません。

 

では福祉業界で働く人たちの報酬はどのようにして得られているのでしょうか。

 

同じサービス業でもレストランやカフェなどの飲食業の場合、食事代金から働く人に給料が支払われています。

 

ところが福祉の場合は、福祉サービスを受けた人から料金を受け取って給料をまかなう事は極めて困難です。

 

体が不自由で生活に困窮している人からお金を集めることは無理ですよね。

 

そこで、福祉サービスを受けた人の代わりとなってお金を支払ってくれる「社会保障制度」が役に立つのです。

 

社会保障制度には色々な種類の制度がありますが、「介護保険制度」の場合は、介護サービスを受けた人の負担は1割で済み、残りは税金と保険料で支払われる仕組みになっています。

 

また自治体職員である福祉事務所や児童相談所の職員の経費は私たちが支払った税金でまかなわれています。

 

私たちのお金は福祉サービスとして困った時に戻ってくる仕組みとなっているのです。

 

これを福祉事業と言います。

 

レストランやカフェの場合は、美味しくて居心地の良い空間を提供することで顧客を増やしてどんどん儲けることができますが、福祉の場合も良いサービスを提供することで、それを受けたいと考える人を増やす事はできるものの、報酬は社会保険制度によって支払われているわけですから、料金を高くすることはできません。

 

さらに一定の基準を満たしたサービスを維持することが大切です。

 

このように、福祉はアイデア次第でどんどん儲かる仕事ではありません。

 

正直に言えば、福祉業界で働いている人の年収は他の業界と比較してかなり低いというのが事実です。

 

ですから、もし自分が働いただけの対価を得たい!頑張れば頑張るほど給料が良くなる業界で働きたい!という人の場合は他の業界を志した方が良いでしょう。