福祉の仕事ナビ

専門家として誇りを持てる福祉の仕事

福祉の仕事は非常にやりがいを感じられると現場のスタッフは言います。

 

もし車椅子に乗っている人が階段で困っていたら一時的に力を貸してあげることは誰にだってできることでしょう。

 

ところが自力歩行が不可能な人を毎回車椅子に移してトイレまで連れて行き、その上、用を足すのをサポートすることは誰でも簡単にできることではありませんよね。

 

気持ちの面ではもちろんですが、人の体に責任を持たなくてはならないわけですから、怪我をさせないように最大限の配慮をしなくてはなりません。

 

福祉の仕事には様々な知識や技術が求められます。

 

そのため、福祉の仕事を生業とするには、プロとして必要な知識や技術を習得する必要があるのです。

 

そしてその基本的な知識と技術を持った上で、現場での経験を積んで行き、その中で工夫を重ねて段々とプロになっていくのです。

 

これは簡単そうに思えて、非常に奥深いことです。

 

しかし、その分、専門職の誇りを抱く事ができます。

 

実は以前は福祉の仕事をする上で資格は必要ありませんでした。

 

というよりも、資格自体がなかったのです。

 

というのも、福祉の仕事は誰にでもできるものだと考えられていたからです。

 

ところが1989年に社会福祉士と介護福祉士という国家資格が誕生し、その10年後の1999年には精神保健福祉士の資格ができたことで、一定のレベルの知識および技術を持たなければ専門家として認められなくなりました。

 

さらに精神保健福祉士の資格が誕生した翌年の2000年度からは介護福祉制度が施行され、介護支援専門員(ケアマネジャー)の資格を持たない者は特定分野の仕事をすることができないようにもなってきています。

 

最近ではこれらの資格に加えてさらにレベルの高い専門職に就く人材の育成のために、認定社会福祉士や認定上級社会福祉士といった制度が制定されたり、認定介護福祉士制度が検討されており、福祉の仕事のレベルを高めていく取り組みがなされています。

 

このようにいまや福祉の仕事は非常にやりがいがあるだけではなく、専門家として誇りを持てる仕事になっているのです。

 

福祉サービスを利用した人に喜んでもらい、一人でも多くの人を幸せにすることができる福祉の仕事は今後ますます発展して行くでしょう。